Redogのこれからのview

Redogは、
05・5・13。自宅スタジオにて曲を作ったときからスタートしました。75年以来、
テームを組んできたChris Mosdell(英)氏が詞をつけ、2曲入りのcd

THE JOURNEY OF OUR LIVESが完成した。、

05・8・1から、市民事務局「かわにし」を通じて、宝塚線列車事故の被害者と
その周辺のかたに
‘an emotionally stabilizing present’
というパッケージで 無料配布をすることとなった。(英国式のヴォランティア活動を踏まえる事となった)

方々公的機関をあたっても何の結果も出ずにモンモンとしていた時、やっとこの
cdに支援をしてくださるところと繋がりました。
「かわにし」とは、お互いがもとめていたものがこの時期に磁力のように合致した、
そんな印象でした。皆様が丁度情緒を取り戻していこうという前向きな取り組み
が芽生えたころで、重宝がられました。
ここまでが第一段階。

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06・4・25 阪急宝塚駅コンコースにて追悼ライブが出来ないかなぁ?今年に入ってこのような気運が盛り上がってきました。

『それぞれの4月25日・思いをつなぐコンサート』

のイヴェントに携わる事になり、アマチュアの演奏をプロのミュージシャン
(内藤大輔group/北浪由佳/西島かおり/今井裕)が補佐し、プロのステージに
アマチュアの方が参加するカタチで-音によってつながりを演出する事-
で見にこられた方と一体になる構想をたてました。で!
(途中、この構想にそって具体的にどのように進めればいいのか糸口が
見いだせなくて気を揉みました)
「とにかくやってみる、やってみなければわからないべ!」精神
ぶつかっていったところ、当日の舞台では、これといった混雑もなく(実は
このことが一番気にかかっていました)
進行もあっけないほどスムースに進んじゃいました。

皆様の演奏は、記憶に残る素晴らしい出来栄えという周りの評価でした。
さっすが!!!ここまでが、第二段階。

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さて、Redogのこれからのview〜

第三段階に入ります。
青少年のための心を豊かにするプログラム
‘an emotionally stabilizing present 2’をつくります!

まるで魔法をかけたように!「できると信じたらできちゃうもんだ!」
これが、皆様に対するメッセージです。

過去1年ほど、若い学生層をターゲットにしてきたわけで、今後もその方向は
変わりません。もう少し戻って幼年層、少年層から青年層までのかたに対して、
演奏する事によって
心の幅を広げ、安定した豊かな情緒を育む音楽プログラムづくりが次の
目標となります。

その一;;;
91,2年と西アフリカのコラ奏者とCD録音をしました。その際習得したグリオの音表現
様式を踏まえてみることにしましょう。 

音のうなりという観点

から音環境(音のベッド)を作っていきます。特に高音域で半音でぶつけて
音の花火のようにうなりを散らす伝統があります。その空気感を
カッコいい!とからだとこころ両方で感じる習慣のようなものがあります。
おもしろいですね〜
あと、低域から中域にかけてジオメトリックなフレーズで体の中心でカクカクした
感じになると良いようです。西洋のリズム感覚だと、半拍ずらす-バウハウスで
いういわゆるずらされた形というやつで捉えるとピッタリ来ます。

ワークショップでは参加されたそれぞれが演奏する事によって、
体験してもらいます。

表現方法のキィーとなるものは、

音階=スケールです。

その時の気分によって違ったスケール(トモラ、サウタ、、、etc.)を組みあわす事で
喜怒哀楽といった心情表現をします。その変わり目が心の琴線に触れるポイント
なのです。

以前、クリスモスデルくんの童話のホームページのために作った短い音楽があります。
これの発展形がイメージされるもので、参考のために掲げておきます。

その二;;;

精神音楽技法-フランスにおける実践-ジャック ジョスト著
テキストを使います。

これは、あらゆるジャンル(ロック、クラシック、シャンソン、ポピュラー)の音楽から10曲ほどの音楽テープを作って聴かせるものです。音楽聴取票、感情反応の格子図表を用意して各自に書き入れてもらいます。感情の項目は、次のようになっています。

悲しみ/思い出、郷愁/希望・リラクゼーション/心の平静・偉大さの印象/力強さ・喜び・重苦しさ/精神的緊張/強烈な美の感覚
などです。弱から強まで5段階のレベルでマーキングしていくものです。
音を通して自分の感受性を認識していく技法です。その他のマーキングのしかたも
ありますが(○×方式)この先は、長くなるので別のところで触れます。

その三;;;
Redog Youth Orchestra−メンバーは中高生中心−
Cafeなど、リラックスしたスペースで演奏します。
プロのミュージシャン(パ−カッション、ストリングス)を交えての演奏もありかもしれ
ないですね。モティベーションが上ります。
それぞれが簡単なフレーズパターンを演奏して、それを織物の様に
折り合わせ組み合わせることで、リズムの陰影を作っていきます。
paul kleeの絵のようにパターンを繋ぎあわしていきます。

このプログラム用の曲は、すでに過去にcd化されていて、パートナーとしてNY
在住のヴィオラ奏者のジル ジャフさんとのコラボによるものです。この方は、ブラジルの音楽などに造詣が深くて、多大なるお力を借りました。土の歌とか地球のうねりとか、そんなスケールの大きな曲をイメージでしていただければと思います。

参照 Shake the Whole World (Toumani Diabate & Symmetric Orchestra)
1992

以上です。、かなりのステップを重ねていく事になりますね。

さて、このように工夫されて出来上がった各種のプログラムを実際進めていく
過程については、

若い世代の自主的な活動に委ねたく思っています。

わたくしはあくまで技法は、つくりますが運営は同世代で進めていって欲しいと考えていて、若くってやってみようというチャレンジ精神の豊かな人でワイワイとやってくれるといいと考えています。

これから場所も含めてひとも募っていこうと思っています。宝塚か六甲が候補に挙がっていますが、未だ明確ではありません。
じっくりと、最低3年ぐらいのタームで育てていくのがいいんじゃーないのかな?進め方は、時間をかけてもう少し勉強が必要かと思われます。。。
さてどのようになるんでしょうか?!?!たのしみです!!!