「レスパイトさまーず」がいよいよ間近に迫ってきました。
本日は夜に学生ボランティアを集めての研修会が大東市の生涯学習センターであります。
レスパイトさまーずは障害をもったこどもたちを預かるためだけの企画ではありません。
こうして学生ボランティアを発掘して、育てていくということも大切な任務なのです。
ただ障害児とつきあうための技術論は一切レクチャーしません。
こどもの「障害」と社会との関係、当事者の思いをどううけとめるのかということを理解していけるボランティアになってほしいと思います。
以前、ともに働いていたスタッフがボランティア育成に関するミーティングでこんなことを言いました。
「学生時代に介護をした『経験』があるというだけで「障害者」のことがわかったような気になって社会に出て行く人がいる。」
この言葉にはたくさんの大切な意味があると思います。
『出会い』は大切なことですが、それだけでは何もわからない。
わかったような気持ちにさせて社会に送り出していくのは、何も知らないこと以上にマイナスがあるかも・・・そう思うと自分たちなりにきちんと『育て』をやっていきたいと考えています。
(粟津)