不登校は本人の問題?

全国に不登校の子どもがたくさんいます
悩んでいるのは子どもだけでなく
保護者や兄弟や家族、友達、学校の先生など
本人の周りの人たちにも
深刻な影響を与えています

それらの人たちを合わせると
一体どのくらいの人数になるのでしょうか?
そんな全国的な問題を本人や家族や学校の問題だと
誰が言い切れるでしょうか?

また不登校に至った経緯も人さまざまで
いろいろな要因が重なっていると考えられますので
ますます個人の力だけでは解決が難しい訳です

この問題が発生してからかなりの年月がたちますが
いまだに状況は改善されていないところを見ると
例え専門家であっても効果的な方法を
持っているわけではないようです

この様な問題を地域社会として取り組まなければ
何のための社会なのでしょうか?
社会にはいろいろな立場の人がいますが
それぞれの持つ力を発揮して
皆で協力しながら改善していきたいと
多くの人が望んでいることでしょう

当事者の皆さんは個人の責任と思いつめたり
自分自身を責めるのではなく
限界を感じたときはお互いに協力するために
私たちの社会があることを忘れないで下さい

今この問題では当事者側かも知れませんが
今度は別の問題で誰かをサポートする日が
きっと来るはずです
その日のためにも今日は誰かの力を
借りてでも元気を取り戻しましょう

<テッポウユリは人の背丈ほど高くなります>