通い湯治10か月番外編「塩竈・縁台の縁」

鳴子の間伐財を使った縁台づくり「縁台なる計画」から生まれた縁で、宮城県塩竈へ。本町商店街くるくる広場での「くるくる談義」へ行って来ました。
こちらの縁台は鳴子のものとちょっとちがったかたちをしているなぁと思って訪ねると、縁台美術家の荒野真司さんがそのへんうまくアレンジしてくれたということで、塩竈神社にちなんで鳥居型の縁台になっているそうです(写真撮るのをすっかり忘れておりました)。

仕事帰りのスーツ姿の男性や近所のおばさん、たいへん元気な子どもたちなど、広場は異様な活気を呈しながら、日が暮れるといよいよ活気が増してきました。
「GOTEN GOTEN 2006 アート湯治祭」もご後援いただいている東北文化学園大からも、建築系のゼミの学生さんたちが先生に連れられて広場にやってきていて、塩竈のまちづくりについてこれからいろいっしょにやっていかれるそうで、しかし「若い人がこうして来てくれているというのが何よりうれしい」という実感のこもった言葉が印象的でした。
「アート湯治祭」の7月の企画「アートin湯治」のとき、雨模様の東鳴子にピンク色をはじめ、あでやかな傘が並んだ光景を思い起こしました。

(コメント:門脇篤)