通い湯治10か月その99「重曹泉日本一」

日本に11種類ある泉質のうち、実に9種類までが集まっている鳴子温泉郷ですが、特にその中でも東鳴子は「美人の湯」として知られる重曹泉が集中している地域で、どうも専門家に聞いたところ、これほどたくさんの重曹泉源泉が集まっている地域はないのではないかということになり、近々「重曹泉日本一」宣言を行う予定だそうです。
重曹は炭酸水素ナトリウム、別名ベーキングパウダーともいい、ふくらし粉として、あるいは豆をやわらかく煮るために使われるほか、台所掃除などにも使われますが、無害ということで、歯磨きやシャンプー、目薬にもなるんだそうです。
東鳴子ゆめ会議の大沼さんによると、重曹先進地であるアメリカなど(西部開拓時代、重曹はたいへん重宝されたそうです)から専門家を呼び、「重曹サミット」を東鳴子で開催するプランも進みつつあるとのこと。
私も「重曹アート」ができないかと先日打診され、目下検討中です。

(コメント:門脇篤)