パウル・クレーは、彼の息子や息子の友達が描いた絵に大変魅了されたことが知られています。
……☆★子供の世界が持っている創造性をキーワードとして拾ってみました。★☆……
`ART DOES NOT REPRODUCE THE VISIBLE,
RATHER IT MAKES VISIBLE,,,,
AS A CHILD PLAYS AT BEING A GROWN-UP,
SO THE PAINTER IMITATES
THE PLAY OF THOSE FORCES
WHITCH CREATED
AND STILL ARE CREATING THE WORLD`
「クレーは素晴らしい知性を持った大人で、決して子供っぽくは
ありませんでした。言ってみれば、
子供の世界が持っている創造性、想像力、型にはまらない
自由な精神に魅せられたのではないでしょうか。」
-クリスティン・ホプフェンガルト女史 (パウル・クレー・センター)
「全ての子供は最高の芸術家で、芸術家を職業にした大人たちは、
人生をかけて子供時代の心に戻る努力をするべきだ」ピカソ
—————–☆—————–魚の群れ-/1921
クレーの芸術に影響を及ぼした人物として息子のフェリックスを
忘れてはならない。クレーは、伝統や慣習に順応することを
拒否してきた。
そして時代のずいぶん先をいっていた。
キャリアの初めから、当時の常識から大きく外れた
「専業主夫」を選択した。彼は社会の目などからは完全に
自由で、自分のしたいことを優先させた。
—————–☆————-大通りと脇道-/1929
-子供の持つ無限のポテンシャルを大人が伸ばしてやる方向なら
いいですが、押さえ込むような軽視の動きにはほとほと失望
されます!いやホント!-
(大きくなって逆襲が始まることになったらシャレにならないよね)
クレーの思想
「芸術家は、自分の内側からのインスピレーションや自分だけ
しか持っていない何かを作品に投影させなければいけない。
それは、自分の中に深く存在している子供であり、
潜在意識であり、自然に湧き上がる創造性だ」
—————-☆—————水面の戯れ-/1935
幼少時代というのは、教育という鎖に縛られていない清純な世界で、
ある意味究極的な理想の世界です。
これはクレーが自分の作品の中で目指すものと一致していました。
人間と自然の強い絆を示している神秘的なテーマは、
クレーの作品に良く見られるものだ。
芸術の創造に向かう1人の
人間の孤独、同時に無限性への憧れを表現している。
クレーの作品には、幾何学的な模様や矢印などで
このテーマが追求されている。
————-☆—————それを越えて、もっと高く-/1931
私の周りには、「Paul Kleeはスゴイですね!!」という熱狂的なfreakが
多いんです。不思議です☆.:・’゜
たとえばPaulつながりでPaul Hughes氏、 Notting hill gateの近くの道端で、
たまたま知り合いました。南米、アフリカのテキスタイルのオーソリティです。
ティエリー・ミュグレのファッション・ショーにアンティックを提供したり
とてもユニークな輩です。