中平です。今日は、門脇班キッズ学芸員が、門脇さんからの「温泉祭りについての調査を頼みます」という指示により、調査活動をしました。
千曲市観光協会に誰か温泉祭りに詳しい人を紹介してくださいとお願いしたところ、戸倉商店街の鍋太金物店社長・今井さんを紹介してくださいました。朝9時に、鍋太金物店に集合し、事務室でお話をお聞きすることができました。
今井さんは、お祭り大好き人間だそうで、昭和初期にはじまった温泉祭りの歴史にも詳しく、おもしろいエピソードを聞かせてくださいました。平成18年で72回目になる温泉祭りも、始まった当初は純粋な農業祭りだったのですが、次第にお客さんを集めるための商業祭りになってきたそうです。しかし、以前と同じように八王子山山頂での祈祷をしてからお祭りを始めることには変わりないそうです。それから、温泉街が景気のいいころは、千曲川で灯篭流しをやったり、川くだりをしていたそうです。逆に今井さんから「中学生にとってどんなお祭りになってほしいかな?」と質問され、「みんなが必ずすくえるキンギョすくいをやってほしい」など、中学生らしい質問もだされました。