中平です。今日、とがび参加作家のROBOさんが来校され、キッズ学芸員(鈴木、堀口、佐藤、安藤)と打ち合わせをしました。発表プロジェクト名は「元色(げんしょく)」。元気の出る色という意味です。
ロボさんは、グラフィティーアーチストで、長野市の自動車屋さんのシャッターなどに大きなグラフィティー風の絵を缶スプレーで描いています。実は、数年前、私の3年選択美術の授業に来てくださり、本校倉庫前のスペースで公開グラフィティー制作をしてくださったことがあります。その時の生徒の反応はとてもよく、足を止めて廊下から見入る生徒や先生が多数現れたほどです。
その後のエピソードですが、翌年とがびを初めて行ったとき、公開制作をたまたま教室の窓から見ていた当時の2年生男子生徒がとがびを取り、「どうしてもロボさんのような絵を描きたい。ロボさんの制作を手伝いたい」と申し出たので、ロボさんの作用現場で一日弟子入りをした、という生徒がいました。
今回は缶スプレーを使って、いわゆるグラフィティーにはこだわらず教室を、変身させようということになりました。学校の放送室に積まれて放置されている壊れた机を使って、あらたな缶スプレー・ワールドが出現しそうです。