キッズ学芸員と地域の方々のアートを通した交流〜千曲川・万葉プロジェクト

中平です。今回とがびの新たな展開として、「千曲川・万葉プロジェクト」があります。アートを通じた中学生と、年配のかたがたとの交流ができればいいなあと思っていたところ、信州大学教授・木村仁先生から「千曲川・万葉プロジェクト」の提案をいただき、生徒も意欲的に活動しています。このプロジェクトのこれからの計画は次の通りです。

①9・26(火・文化祭振替休日) 10:00から11:30まで。集合場所は千曲市総合観光会館二階大会議場(予約取れました)。10:00〜10:20キッズ学芸員からのプロジェクト趣旨説明。徒歩で万葉公園へ移動。拓本取り30分。写真記録撮影など30分。11:30解散。
②10・6(金・この日はとがび準備第一日目)13:00から16:00まで。集合場所は戸上中会議室東側半分。内容は、ろうを切る・石膏型を作る・解散。
③10・7(土・とがび準備二日目)9:00から12:00まで。集合場所は戸上中会議室東側半分。内容は、石膏型をコンロで焼く・錫を30分かけて溶かして流す・完成・展示活動・片付け・解散。

実施までには、まだ何日もありますが、キッズ学芸員は、これまでに、木村先生から鋳造技術を実習しながら教えていただいたり、千曲市社会福祉協議会の下条由直さんと参加者募集についての打ち合わせをしたりしてきました。授業のたびに、キッズ学芸員の、畑山君、丸山君、丸山君から報告を受けているのですが、いつも意欲的な表情をしています。主体的に活動しているんだなあと感心しています。もちろん、生徒の意欲をうまく引き出してくださっている木村先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
これは裏話なんですが、とがびプロジェクトを3年前から指示し、励ましてくださっている千曲市教育長の安西先生から半年以上前にこういう話をお聞きしました。「年配の方やお年寄りが参加できる取り組みを是非してほしい」。
今回の取り組みで、中学生だけでなく、多くの方々にアートの楽しさを実感してもらえたらうれしいです。