阪神NPO連絡協議会主催オープンフォーラム

8月19日に阪神NPO連絡協議会主催で、
【指定管理者制度の実際とこれから】というテーマで
オープンフォーラムが開催されました。

会場を川西市の「パレットかわにし」にしたことや、
内容や、講師をお願いした先生方が
当法人の理事や理事長でもあった関係で、
市民事務局かわにしも企画に関わりました。

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≪8月19日(土)【オープンフォーラム】≫

■講 演 13:30-14:30
『指定管理者制度の実際とこれから』
〜公益法人制度改革の動向をふまえて〜

・講師:中川幾郎さん
 (帝塚山大学大学院法政策研究科教授)

■オープンフォーラム 14:35-16:00
『指定管理者制度の今後の方向性と、NPOや市民活動団体
 との関係を、公益法人制度改革も見据えて話合う』

・コーディネーター:久 隆浩さん
 (近畿大学大学院理工学部教授)
・パネリスト:中川 幾郎さん
 (帝塚山大学大学院教授)
・パネリスト:森田 俊彦さん
 ((財):大阪生涯職業教育振興協会
 Aダッシュワーク創造館課長)
・パネリスト:島 久美子さん
 ((特)わかやまNPOセンター副理事長)

■Q & A 16:05-16:30
・参加者 & 講師・コーディネーター・パネリストとの質問タイム

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◆定 員 : 40名
◆参加費 : 1,000円(資料代) ※会員割引あり:500円
◆場 所 : パレットかわにし 会議室
 (阪急川西能勢口駅から徒歩2分)
 (JR川西池田駅から徒歩7分)
◆連絡先 : NPO法人市民事務局かわにし
 tel / fax : 072-774-7333
◆主 催 : (特)宝塚NPOセンター/生きがいしごとサポートセンター阪神北 
 阪神NPO連絡協議会

平成15年9月2日に地方自治法の一部が改正され、「公の施設」の管理方法が
「管理委託制度」から「指定管理者制度」に移行されました。
この制度の導入は、NPOや市民活動団体にとって「民」の活力が反映できる
チャンスでしたが、実際の運営状況はどう変わったのでしょうか。
このオープンフォーラムで「よりよい制度として活かすには?」を考えます。
NPOや市民活動団体のみならず、行政・企業の皆さまのご参加を
お待ちしております。

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以上の内容での開催でした。

講演くださった中川先生のお話では、各地における
実際の指定管理者制度の運営状況を知り、
今後の行政との協働関係を含めた対等性なども考えさせられ、
歯切れのよい口調の中の内容深いお話が
とても勉強になりました。
また、NPO従事者として元気が湧いてくるお話でした。

引き続きのオープンセッションでは、
堅いタイトルに加え、難しい内容の企画でしたが、
久(ひさ)先生ならではの見事なコーディネートで、
和歌山NPOセンターの島さんの長年のNPO活動の実績から来る
一言一言に、思いと重みが感じられるお話や、
A’ワークの森田さんの公益法人の現場からの視点での
NPO運営者にとっては新鮮なお話、
また、中川先生もパネリストとして忌憚ないご意見も
挟んで入れてくださったりで、
全般的に、具体的な話がたくさん盛り込まれた
現場で活動するものにとって
とても参考になるセッションとなりました。

中川先生もおっしゃるように、宝塚も川西も、
宝塚線沿いの文化圏ですから、
猪名川を隔てた大阪府の阪急宝塚沿線地域とも、
もっと強く連携を深めていき、
広域的なネットワークの輪が、
阪神北部のみならず、近畿一円に広がっていけば、
NPOの基盤も強化され、行政とのイーブンな
協働関係も築かれていくのでは?と思いました。

講師・コーディネーター・パネリストの皆さまに心からの感謝を、
そして、企画段階からサポートくださった宝塚NPOセンターの
皆さまにも、心から御礼申しあげます。