平成18年度のまちづくり講座【基礎コース】については、
別ブログで報告していますが、
第3講:8月26日の「まち歩き」の部分を載せてみます。
八坂神社コース(2班)
【参加者】:6名(スタッフ2名含む)
【日 時】:8月26日(土)13:00(勝福寺前バス停集合)〜
14:20(火打交差点近辺から自由行動)
【行 程】:以下の通り(時刻については不明)
勝福寺前バス停
三々五々集合。6人揃ったところで出発。
勝福寺
・表通りのバス停から路地を入ってすぐの勝福寺へ。
見事な山門を見た後、中へ入り境内を見る。
・たまたまお寺の関係者の若い方が、境内に車をとめて
作業をしておられたので、
グループのメンバーそれぞれが、話しかける。
この講座の主旨などをお話しすると興味を示してくださり、
最近この近辺にアライグマが出没しているので、
歩く時に気をつけるようになど声をかけられる。
勝福寺古墳
・八坂神社のゆるやかな坂道の参道の東側で、勝福寺の北側あたりに
勝福寺古墳がある。名前から察すると、勝福寺から入っていけそうだが、
実際は八坂神社の参道から入るようだ。
この日は遠くから眺めるだけとする。
ブルーシートがかかっていて人もおらず、
どういう保管状態なのかなども分からないままだった。
八坂神社の参道へ
・勝福寺山門前の細い坂道を少し登ると、八坂神社の参道の
ゆるやかな階段にさしかかる。
・石段は、奥行が深く(80㎝ぐらいか?)段差も低い(10㎝程度か?)
のだが、十数段あり、暑い時期には結構きつい。
・石段を上りきって振り返ると川西能勢口近辺が一望できる。
異次元、異空間に来たような錯覚に陥る。
皆で振り返って、しばし普段とは違った角度からの
川西能勢口近辺の景色を眺める。
川西能勢口あたりの印象が違って見える、
新鮮に感じられるなどの感想。
・そこからの長いゆるやかな土の坂道(参道)には、
両脇に立派な石灯籠が並んでいる。
その坂道を上り最後に階段を数段登ると境内にたどり着く。
広い境内だが、殆ど誰もおらず、神社関係者も
詰めておられないようで雨戸が閉まっている。
しかし、境内は掃除も行き届いているので、
誰かが手入れをしているのだろうとの感想。
・春に多田神社で「源氏まつり」があるように、
秋の八坂神社で坂道の参道にロウソクを灯して、
境内で「夕暮れコンサート」などできないか?
・春の桜の季節の時には、付近の人はみんな知っているほどの
隠れた名所だそうで、参道脇の草むらで花見をするらしい。
今は草が生い茂っていて入ることもできないぐらいだが、
草刈など誰が手入れをするのだろうかとの疑問。
細い路地を通って古い住宅や空き地を見る
・参道を下りきって南西の方向へ細い路地を入っていく。
大きな古民家(洋館もあり)や新しい民家が混在する中、
至るところに草ぼうぼうの空き地がある。
古い家を維持できなくなったり、
あるいは相続の際などに引き継がれなかったりして
更地になってしまうのだそうだ。
・古い住宅の庭木の手入れをしている人に声をかける。
住人ではなく植木屋さんらしい。
・空き地の中の公園があったが、誰も遊んでいないし、
普段も使われている様子がない。
HANARE(築200年ほどの古民家を改装したGallery&Café)
・ちょうど夏休み休業中。HANAREは、今のオーナーが、
自宅の維持について思い切った決断をされたことで残存している貴重な存在。
・HANAREだけでなく、このような試みが今後もこの地域で増えるだろうか?
地域内だけでなく、みんなで支えていけないものか?