このところすっかり秋だ、
動物たちも秋の気配を敏感に察知して
食欲がものすごい!
これから来る冬のために今せっせと
体内に脂肪を蓄えているためだ。

おなかに付いた脂肪がなかなか取れず
躍起になっている我々人間とは違い、
動物たちは一年というサイクルのなかで
体作りをしているのだ!

今年は困ったことが起きている。
我々が運営管理しているリス園に
たくさんのアオダイショウが侵入して
大事なリスを襲って食べてしまうのだ。

毎年、精魂込めて繁殖させているリスたちが
アオダイショウに襲われていいはずがない。

しかし、アオダイショウとて昔から土地に住み着いている
大事な野生動物なのだ!

悪さをしたからといって殺してしまうわけにはいかない、
少し離れた森に放してやるのだが・・・
毎年3頭くらいは入ってくるが、この秋はすでに6頭が
リス園の中に侵入して捕獲され、まだ予断は許さない状況だ。

この秋はアオダイショウの餌になるネズミの数が少ないのだろうか?
だとすれば、今年の雨の多さとその後の暑さによる影響だろうか?
自然の中に生きている野生動物たちは、気候の変化に実に
敏感なのだ、異常気象はまだ続くのかもしれない・・・