中平です。いよいよとがびの本番まで、一ヶ月と迫りました。主催者として、緊張と不安を徐々に感じつつ、準備に励んでおります。
さて、今日は、とがび参加作家・宮沢真さんが来校され、キッズ学芸員と打ち合わせをしました。宮沢真さんは、自称リゾート・アーティスト。長野市在住で、長野アート万博を主催され、過去に上田・旧西塩田小校舎を使ったアートプロジェクトに参加されるなど、地元長野のアートシーンを常に引っ張る存在です。この戸倉上山田中学校でも、5年前から「暗闇美術館」に作家として出品されるなど、美術教育に協力してくださっている希有の存在です。
その宮沢さんが、今回とがびで用意してくださったプロジェクトが、「nobodies」です。教室の40個の机の上には黒い封筒が一つ筒置かれ、顔写真を撮らさせてくださった方は、写真撮影と交換に黒い封筒を一つ選んで持ち帰ることができます。封筒の中には、見ず知らずの人の顔写真が入っています。
今日、キッズ学芸員は、練習も兼ねて戸倉駅周辺にポラロイドカメラを持って出かけました。年配の方や高校生、電車待ちをしている人など20人くらいに声をかけ、12人ほどの人の写真を撮ることが出来ました。撮らせてくれそうな人をねらって、声をかけますが、なかなか思うようにはいきません。しかしやっていくうちに、説明が上達し、話を聞いてくださる方や、足を止めてくださる方が増えてきたのは嬉しかったです。
9月11日の総合の時間は、生徒だけで町に撮影にでかけます。さて、どんな写真が撮れることでしょう。