保護者からの電話

不登校の子どもの保護者から電話がありました
行政から紹介されたそうです。
本当に皆さんは懸命に探し回っているのですね
NPOとしては充分な広報力がなくて発信できない点を
改善しなければならないと考えています

ただこれまで問い合わせいただいた保護者の皆さんは
ほとんどが遠方の方で
やはり地元では相談しにくいとか
プライバシィー面で心配があるとか
どうしても負い目を感じてしまうそうです

でも不登校の子どもが全国に何10万人もいるなら
「自分だけじゃないんだ」
「家だけじゃないんだ」と半ば開き直っても
いいんじゃないかなと私は思いますが
いかがでしょうか?

負い目に感じたりこっそり遠くに相談したりしても
誰も気づいてくれないという悪循環に
なっていないでしょうか?
どんな社会問題も当事者以上に切実に
感じている人はいないはずですから
何よりも当事者が隠れていないで
堂々と表に出て感じていることや
考えていることを伝えていかないと
何も始まらないのではないでしょうか?

もちろん1人1人の力では限界もありますし
これまでに疲労困憊して気力も出ないかもしれませんが
皆で力を出し合えば少しは良い方向に行くかもしれません
NPOは保護者の立場と学校や行政の立場の間で
客観的な第3者として互いの理解を深めたいと思います
子どものために冷静なパイプ役になれればいいですね

<お茶の実って何かに使えるのかなあ 不思議です>