今日も 秋晴れのいいお天気でした。
児童館のコーチング講座の時に お母さんの声から〜
「『こどもは体は小さいけれど、心の大きさは大人と同じ』
その言葉が 一番心に残りました。」と 言いに来てくれた方がいました。
ところで、「しつけをする事と、『〜したいの?』とこどもが考えるチャンスを作る
コーチングは、何だか 逆の事のように感じるんですが、どうなんですか?」
こんな質問を いただきました。
しつけは 「こどもが自立して、幸せに生きるために 必要な生活習慣や
人として大切なこと、マナーを伝えていく事」 と、私は 思います。
だとしたら 本当に必要なしつけって、何でしょう・・?
片付けがめちゃくちゃ、だから 怒る?牛乳をこぼした、だから 怒る?
これは いかがですか?
コーチングは、こどもを「信じる」こと、受容することが 土台にあります。
うまくできない事や 失敗は 誰にでもあるでしょう。誰にでも 苦手な事もあります。
失敗は 成功のための通過点。できるようになる学びのチャンス、そんな風に 考えてはいかがでしょうか。
失敗しても 味方になって、はじめに その気持ちに耳を傾けます。
「どうしたの?」とこどもの気持に寄り添います。その時間を大切にして、
何が原因だったのか これからは どうすればいいか、問いかけながら
こどもが 自分で考える時間を作ります。
それによって ゆっくり振りかえる事ができて、こども自身の気づきにつながります。
自分で考えたことは やる気と、考える力になっていくでしょう。
失敗は 「よし」として、お母さんの笑顔時間が増えますように・・・。
まず、お母さんご自身が どんな子どもに育てたいのか、何を大切にしたいのか、
その軸をもって、 お手本になってあげてほしいなと 思います。
子どもたちは 親の後ろ姿から 大切なことは何かを自然に学んでいますよ・・。
※ご参考までに・・・
「あたりまえだけど、とても大切なことー子どものためのルールブック」
ロン クラーク 著 草思社