事業を運営するのに、学生ボランティアを集めることの
難しさを痛感しています。
また、中高校生ボランティアを集めたいのだけれど・・・
という相談もいただくようになりました。
市民活動においては、学生ボランティアの存在が
ものすごく求められているのですが、
実際、活動をしている学生は限りなく少ないのでしょうか?
学生ボランティアを集めるとき、確実なのは、口コミでのネットワーク。
これがすべてです。
C.U.Pに協力してくれる学生さんは、みんなとっても素敵。
ボランティアをしよう!と決めている人たちは、
それだけで、心が豊かなんだな〜、と思います。
学生にとっては、ボランティアよりアルバイト。
お金が貰えないことに時間をかけるのは無駄。
自分のことで精一杯、人のことなどかまっているヒマはない。
そんな考え方が主流であったとしてもなんら不思議では
ないでしょう。大多数の大人がそうなのですから。
でも、殺伐としたニュースを見て、未来を嘆くより
若い人たちの正義感、思いやり、温かさ、やさしさに
触れるほうがどんなに気持ちがほっこりすることか。
私たちは次世代育成を目指しています。
「今」という現状だけを見ていたら、本当に大切なものを
見落としてしまう。
5年先10年先のことを考えることは難しい。
でも、5年先には、
「ボランティアを募ったら、すぐにいっぱいになっちゃった。」
そんな未来を思い描くことが重要なんだと思います。
だからこそ、「今」できることをちゃんと議論しておく。
互いの情報を共有する。
その時間を大切にする。
丁寧なネットワーク作りを心がける。
つながり方は、教えられて身につくものではないですもん。
試行錯誤しながら、体で覚えていくものだと思います。
「出会い」は、人生を豊かにしてくれます。
こうやって書くと、なんや、わたしらのやっていることって
めちゃくちゃフツーのことやん。
ボランティアが好きな人が集まっただけやもんね。
C.U.Pの会員になってくださる方が、一人増え、二人増え・・・
嬉しいです。
自分の人生を豊かにするボランティアをC.U.Pからスタート
してくださることが何より嬉しいです。