文部科学省の調査では小中学校では
年間2万件以上のいじめがあるという
一方小中学生の自殺は年間120件以上だが
そのうちいじめが原因と認められたものは0件
つまり総論ではいじめの存在が認められているのに
各論ではいじめと自殺と因果関係は認めないのだ
子どもが自殺する原因が他にどんなものがあるのだろうか
自殺した本人の遺書が必死でいじめを訴えていても
事実関係が確認できなければなかったことにされてしまう
つまり誰よりも大人自身が見て見ぬふりを決め込み
誰も責任の所在を明らかにしない
いじめがあったことを認めない限り
再発防止策は始まらないから
子どもの命が失われる悲劇が繰り返される
誰かが「子どもは未発達だからほっとけばいじめが起きる」
と言っていたが嘘でしょう?
そういう建前は空しいよ
子どもでも大人でも人間が集まれば
そこにはいじめがあるのが現実なのです
1人1人の考え方、感じ方が違うのだから
感情の行き違いもあるし、いさかいもある
人間は大人になっても相変わらず未熟者ですから
残念だけどそれを認めようよ
それからどうするかを真剣に考えよう
<みかん畑のみかんが色づいてきました>