塩竈ウォーキング(4)「阿部平かまぼこ店」

塩竈市本町通り商店街、くるくる広場と御釜神社の間に位置する阿部平かまぼこ店。「かまぼこ一枚一枚にもいのちがある」をモットーに、明治27年の創業以来、かわらぬおいしさを頑固に受けついできました。
これを支えてきたのが歴代の平太郎さん。初代より襲名をつづけ、現在の当主は4代目平太郎さん。とってもダンディーな方です。

お店のたたずまいはシャレた感じで、おすすめは「ふかひれ笹かま」。まさにふかひれと笹かまとの贅沢な出会いが実現した逸品で、今度ぜひ食べてみたいと思います。5袋入りが1000円、8袋入りが1600円と値段もお手ごろです(こちらから注文もできます)。
店舗は本町の本店のほか、塩竈(マリンゲート、エスポート内)、仙台(エスパル、キオスクなど)、松島(さかな市場)、気仙沼にもあります(こちら)。

写真は先日11月25日の大漁旗ツリーの試作のおりに阿部平さんが差し入れしてくださった笹かま。できたてのほかほか、ぷりぷりの笹かまはあまりにも美味。これももちろん「まちのアート」に認定しなくてはなりません。
このほか、かつての塩竈のようすや、「200海里」以降のまちの変遷など、生き字引的なナマのまちの歴史を教えていただきました。
塩竈にお越しの際は、笹かまのおみやげをどうぞ。

(コメント:門脇篤