塩竈ウォーキング(6)「松亀園茶舗」

塩竈・本町通りのシンボル的存在でもある御釜神社の真向かいに立つ「松亀園」は、昭和10年創業。建物は江戸末期から存在するそうで、たいへん珍しい3階建て。
おかみさんはたいへん気立てのよい方で、お茶をすすめてくれながら、訪れる人とポンポン会話がはずみます。

何でもつい最近、京都から来た人の講演会を聞いたか、その講演した方が来たかしたそうで、京都の「塩竈」なるお茶の話になりました。塩竈という地名も京都にあるそうで、昔の方が塩竈の風情を京都に持って帰ったとか何とか。古い時代からネットワークは確かに存在しているですね。

もう使われていないという茶壺がお店の奥に飾ってありました。これもまさに「まちのアート」ですね。他にもちょっとした小上がり(?)みたいなところに、蓄音機とさとう宗幸の「青葉城恋歌」のLPがさりげなく飾られていたり。
御釜神社にお寄りの際にはぜひどうぞ。

(コメント:門脇篤)