塩竈ウォーキング(10)「額縁手芸のやまだ屋その1」

額縁の積まれた店内。来年のカレンダーを手にしているのは伊勢さん。カレンダーの絵は自筆の作品で、何をかくそうこの伊勢さんはまさにまちのアーティスト。とりあえず公民館本町分室および玉川町の公民館で週3回、絵手紙教室を開いています(詳しいお問合せは℡022-362-0054)。

絵手紙のほか、絵手紙に押す落款やゴム印も彫ってます。かなり正確な線です。

額縁屋さんでもあるので、額縁がたくさん売られているのですが、額には仙台四郎のほか、写真のような聴診器まで入っちゃってます。やってしまうんですねぇ。アーティストなんです。

話している間にもガリガリ何かやっているので聞くと、筆をつくっているんだそうです。散歩している途中に拾ったという木を削って、そこに既成品の筆から取った穂をつけてオリジナルの筆をつくろうという魂胆。描き心地はいかに。

(コメント:門脇篤)