塩竈ウォーキング(13)「熊久商店」

写真はまち研の若手ホープ・熊谷さん。「熊久商店」のご主人です。
お店は安政の大獄の頃からされているそうで、もともとはお砂糖など粉ものを商っていたんだそうです。今でも黒砂糖などを塊で仕入れ、古くからのお客さんがこれを買い求めに来るそうです。

塩竈の蔵本の商品はすべて扱っているという「熊久商店」。酒屋を始めて日が浅い、というので聞くと「ほんの40年くらいにしかならない」とか。やはりここでは時間の厚みがちがいます。その時間感覚もほとんどアートでしょう。

今の時期のおすすめは、温度管理が難しく、この時期にしかおいしく飲むのが難しいという「生」関係。店先の縁台には「生の誘惑」とコメントされたしぼり酒が。

コメントといえば、お店はいたるところにお酒に関する情報満載。熊谷さんのお酒に関する情熱と愛情がうかがえるだけでなく、とりあえずいい雰囲気です。この字がなんとも人柄をかもしだしていて、それが店内にたちのぼっているんですね。アートです。

酒店への供給本数が決まっている限定品もすでにカウントダウンに入っています。
ゲットしたい方は早めにゴー!

熊久商店
営業時間 8:00〜19:30
定休日 第2・4水曜日
℡022-362-0441

(コメント:門脇篤)