SENDAI光のページェントと定禅寺通り

塩竈での「大漁旗ツリー」とともに昨日から始まった仙台・定禅寺通りおよび青葉通りでの「SENDAI光のページェント」。今年で21回目を数えるこのイベントも、当初はネオンや看板ばかりの街の景観をどうにかしたいという街の方の小さな動きからはじまったと聞いています。自分たちの街を自分たちの手で変えていこうという小さな思い、明日から始められる行動がいつしか大きな流れとなり、とんでもない力となってあぶれだす。これは本当にすばらしいことです。

冬にはページェント、秋にはジャズフェスティバル、夏は七夕と、にぎわいを見せるこの仙台を象徴するような通りで、来年春、私はひとつのアート・プロジェクトを考えています。
定禅寺通りの突き当りには、仙台の桜の名所・西公園があるのですが、この時期まだまだ裸のけやき並木にさくら色の毛糸をえんえんと結ぶことによって、西公園から桜を定禅寺通りまで延長しようというものです(こちら)。
これもまた地域の協力なしにはまったく立ち行かない企画であり、多くの方の手をお借りしながら、けやき並木の下でお花見をする瞬間へとがんばっていきたいと思っております。

(コメント:門脇篤