大漁旗がツリーになった日(1)

大漁旗ツリー・プロジェクト、とうとう本格始動開始いたしました。
本日9時より塩竈・本町通りまちづくり研究会メンバーはじめ地域のみなさん、それに交流のある東鳴子ゆめ会議のみなさんの協働で、塩竈らしいツリーの制作が開始されました。
寒い中、朝からマスコミ各社のみなさんにも駆けつけていただき、地元仙台圏の放送局、新聞社さんのほとんどに来ていただき、取材していただくことができました。

まち研メンバーは若手から年配の方まで40人を数えますが、この日も60代半ばのシルバー・パワーが炸裂。的確な指示で若手を動かすとともに、自ら率先してことにあたり、制作はよどみなく進んでいきます。
やはり中心となったのはインテリア工房ながいの永井さん、魚網加工・小泉商店の小泉さん、そして石巻のサン・ファン・バウティスタ号のロープも担当された小堺さん。

それに若手では靴のラ・ムスタッシュ只野さんや熊久酒店熊谷さん、器の郷ひろ埜の高梨さん、浦霞酒造から渡辺さんなどなど、ほとんどの商店が家族経営で、なかなか手が離せない中、仕事の合間を見ては入れかわり立ちかわり手を貸してくださいます。

10時頃には宮城・鳴子温泉郷から東鳴子ゆめ会議メンバーが「湯治米」で握ったおにぎり50個を持参して到着。「湯治米」とは、東鳴子が企画している「田んぼ湯治」なる田仕事体験でできた手作りのお米。これが絶句するほどおいしいのです。

さっそく塩竈・まち研メンバーと東鳴子ゆめ会議メンバーとが、アートを介した交流を開始。高さ18メートル、たてよこ30×25メートルというスケール感に包まれながら、熱気のこもった時間が流れます。(つづく)

(コメント:門脇篤