大漁旗研究会・森庄平氏、塩竈へ!

大漁旗研究会主宰であり、自身、大漁旗をテーマに作品を制作する画家でもある東京在住の森庄平さんが、大漁旗ツリー・プロジェクトに興味をもたれ、先週土曜わざわざ塩竈までこのようすを取材に来てくださいました。

大漁旗研究会は、「大漁旗は漁撈に関する庶民文化を形として残したものであり、漁民信仰との結びつきや海のアートとしての日本独特の表現方法など、更に研究を深めるべき重要な資料で」あり、「大漁旗は単なる祝いの旗というだけではなく、漁撈全般と密接に結びついた貴重な海の庶民文化財であり、大漁旗を研究することは即ち日本の漁業の現場の歴史や変遷を知る事でもあ」るという考えから、これを研究していこうという研究グループで、調査・取材、広報・研究発表のほか、イベント開催などを行っています。

大漁旗ツリーの下で写真におさまる「まち研」メンバーと森さん。大漁旗をきっかけに、またひとつ新しい交流が始まりました。
私は残念ながらこの日はいけなかったのですが、集まったメンバーは森さんからいろいろ資料を見せていただいたそうで、同じ大漁旗でも西の方のデザインは富士山や鯛などこちらでは見かけないきらびやかなものが多く、とてもおもしろく、参考になったとのことでした。
今後もいろいろな機会をとらえて連携できることがあれば可能性をさぐっていきたいと思います。

(コメント:門脇篤、写真:本町通りまちづくり研究会)