女優 岸田 今日子先生とは、むか〜し むかし…○○

(%ペンギン%)(%ペンギン%)12月17日
女優の岸田 今日子さんがお亡くなりになりました。
ムーミンの声で皆さんにはお馴染みでしょうか?(%雪だるま%)(%雪だるま%)

(%晴れ%)(%晴れ%)(%晴れ%)岸田 今日子さん、いや岸田先生との出会いは、
今から11年前。

あれは、阪神・淡路大震災の年でした。

兵庫県尼崎市にある
全国初の県立劇団“兵庫県立ピッコロ劇団”
ピッコロ演劇学校で
当時、客員講師を務めておられたのが
岸田先生でした。

元夫の仲谷 昇氏も客員講師としてお世話になりました。

(%ニコ女%)(%ニコ男%)(%ニコ女%)当時、岸田先生の印象に残っている授業は、
詩人の中原 中也さんの有名な詩
“汚れちまった悲しみに”朗読の授業でした。

学生の中で私を含む何人かが朗読して
最後に岸田先生が朗読し、批評を行うというものでした。

それまでの岸田先生は、ムーミンのイメージがあって
詩の朗読という感じは
あまり“ピン”と、こなかったです。(%男マーク%)(%女マーク%)

(%王冠%)(%王冠%)(%王冠%)しかし、一度朗読が始まると、
まるで映画かテレビのような映像を見ているかのように
くっきりと鮮やかな情景が
脳裏に浮かび上がって来たのです。

不思議な力…
乾燥して、鳥肌が立ちました。

す、す、すごい!
やはり本物の方は違いました。
(%星%)(%星%)

(%笑う女%)(%笑う男%)(%笑う女%)マルチな才能を発揮されておられましたが、
童話作家でもあられたように、
人間としての優しさが
全ての根底にあったのかもしれません。

穏やかで温厚そうで人柄がよく、
本当に品のある女性という感じを
醸し出している方でした。

あの、詩の朗読の授業で、
尊敬という言葉が体中を支配するまで
時間はかかりませんでした。

優しさをもって人に接する。
そんな基本的なこと、皆さん出来ていますか?

先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。(%ハート%)(%ハート%)(%ハート%)