日にちが飛びましたが、1月5日のお正月旅行でのブログの 続き〜
タクシーの運転手さんとは 対照的に 定期観光バスのガイドさんは 今も
また、箱根に行ったら お会いしたいと思う ステキな若い女性でした。
その会話としぐさを思い返してみると・・
ルートが決まっている観光バスでしたので、よく見かける 旗の後をついて行く団体行動。
実は、始めは 旗の後ろを歩くことに抵抗があって、何となく 旗から 離れぎみに距離をとって 後ろから歩いていました。
さて、ガイドさんは たびたび参加者の 点呼を取ります。
普通の方なら、名簿を見ながら 名前を呼んで、まだの人がいれば 「もう少し待ちましょう。」と言うのでしょう。
このガイドさんは、さらにもう少し・・
「〇さんは いらっしゃいませんか?」と言いながら、後ろの方まで 目をやって、背伸びをしながら 手を使って眺め 探しているしぐさ、そして 後方に歩いていって、
「どうしたんでしょうねぇ。
もう少し、みなさん、お待ちいただけますか?」と
後ろの私たちにも 声をかけます。
そして、・・
「あ、〇さん。よかった、よかった。間に合いましたよ。これで、皆さん お揃いですね。」
と 〇さんが来た時に 正面で 嬉しそうに笑顔で 迎えました。
そんな1つ1つの心遣いが だんだん私達に届いて、団体客のわたし達も ガイドさんに 話しかけるようになり、また 近づいていくように なりました。
「〜時に集まってください。」の声かけも 説得感が ありません。
素直に「はい、わかりました。」と いう気持ちになりました。それは きっと・・・
人に声をかける時 形式的にやっているのではなく、ガイドさん自身も 今この旅を楽しみながら、心からの歓迎の気持ちを 言葉としぐさ、行動で 自然に伝えてくれたからだと 思います。
何が届いたかというと、私達一人ひとりを 大切にしてくれているな、という気持ちです。
知らない者同士の 団体が だんだんその中で 硬さがとれて、和んでいくのが わかりました。
大切な家族。ふだんの会話でも こんな小さな思いやりの気持ちの中で、会話を楽しみませんか。