16mmフィルム映写機の行方

映像保存再生の会、SEPARAの第5回上映会は今月28日(日)午後に行われます。
今回、世田谷区において数本のドキュメンタリー映画を制作・監督されていた浅野辰雄監督の作品を取り上げることになりました。浅野さんは、戦前・戦中から芸術映画社、満州映画協会、朝日映画社他を経てフリーでも数多くの映画監督をされ、晩年は「世田谷を記録する会」の中心として、「古民家は語る」(1977)、「代官 −弥十郎の栄光と悲哀−」(1980)、「太子堂物語 (近代編、現代編)」(1982,1985)、「土蔵」(1991)、「歴史を未来へ」(1992)などを制作・監督されています。

今回の上映では、16mmフィルム映写機を使おうと準備していたのですが、写真のELMO 16Fが故障していることが分かりました。メーカーに問合せても、生産中止から2、30年経っているので修理は受けてないと言われました。カタカタと異音を発しているのです。なんとか上映日までには修理できればと思っているのですが、、、。
駄目な場合は別の方法をとらざるを得ないのですが、16mm映写機について詳しい方いらっしゃれば、ご連絡戴けないでしょうか。
8mmフィルム・16mmフィルムのカメラ・映写機は、生産されなくなって久しい。修理もままならぬ状況とHi-Vision映像の一般での台頭は、フィルム文化を駆逐するのでしょうか。否、、、。