西村章次著 ミネルヴァ書房
(保護者からの手紙の1部)
おそらく人間が言葉を発するのは
また使おうとするのは
言葉が単なる道具ではなく
そのことで自分の意志や欲求が相手に伝わり
自分自身の存在が相手に認められること
つまり「私はこの世に存在している」と
思う瞬間なのではないかと
つまり相手に自分の意志や欲求が伝わるということが
コミュニケーションの重要な要素であり
機械的な言葉の訓練や学習は
その人の人間存在を無視した方法であり
たとえ音声言語が出たとしても
相手に伝わらずコミュニケーションにならない
伝えたいことが伝わるのがコミュニケーションだと思います
<冬の空の下でまだキンギョソウががんばっています>