こどもの話を聞く楽しさの中に〜

隣の部屋から こんな声が聞こえてきました。
話をしていたのは 娘と主人とおばあちゃん。
 
娘「友達がね、授業中 窓から外をずっと 見ていたんだって。
そうしたら、視力が すごい悪かったのに、1,0に 上がったんだって。」

父「すごいね。」
おばあちゃん「へ〜。そりゃ、すごいわー。目がよくなって 良かったね。」

娘「すごいでしょ。授業が あんまり面白くないから、木の葉っぱ1枚1枚を いつも
じっと見ていたんだって。」

おばあちゃん「へぇー。目的持って、ちゃんと 見てたんだー。考えてるんだねぇ。」
娘「すごいよねー。」

娘は きっと 満足したことでしょう。 よかった、と私。

娘が 話を楽しんでできたのは、
娘が 話したい話題に 主人とおばあちゃんがのかって、共感しながら 聞いていることが あると思います。

さて、大人はいつも こどもに対して「〜してほしい、〜なってほしい」、という気持ちを 
誰でも もっています。

例えば、もし このような会話の途中から、
「で、あなたは どうなの?勉強よりも 葉っぱを見てるほう?」 とか
「まさか、あなたも やってないわよね。」

こんな声をかけたら、どうでしょう?
上からこどもを見る目線。 話を誘導する意図。 実は途中から、話を丁寧に聞いていません・・。
そうしたら、こどもは 「もう、話すのやめよう。」の気持ちに なるでしょう。
だんだん 学校の話も したくなくなります。

ですから、途中から 話をすり替えてしまったり、コントロールしないで
一緒に話を楽しむ気持ち、そのまま聞く気持ちが 大事なんですね。
たくさん 話ができると、気持ちにも どんどん明るくなっていきます。

こんな会話から、こどもは 自分が大事にされている、愛されていると 感じています。 
いかがですか?