01年3月に発行された「Q&A 脳外傷」が、装いも新たにして2月6日に発売されました。
◆書名 : Q&A 脳外傷 第2版
◆サブタイトル : 高次脳機能障害を生きる人と家族のために
◆著者 : NPO法人 日本脳外傷友の会編
◆価格 : 1400円(税込み1,470円)
◆体裁 : A5判 / 縦組 / 並製 / カバー 頁数 160頁
◆刊行 : 07年2月 I S B N 4-7503-2486-8
◆キャプション
「脳外傷」「高次脳機能障害」とは何か、後遺症は、リハビリの方法は、復学・復職への路は…。脳に傷を負い迷い悩む人やその支援者の疑問・不安に答え、希望をつむぐガイドブック。障害者自立支援法・社会保障・支援団体についてなど、内容一層充実の第2版。
◆内容構成
・まえがき
・第1章 脳外傷とは何か( Q1〜Q5)
・第2章 医療と社会保障(Q6〜Q17)
・第3章 リハビリ・家族(Q18〜Q27)
・第4章 世界の状況(Q28〜Q31)
・あとがき
◆執筆者紹介
・阿部順子(岐阜医療科学大学)
・生方克之(神奈川リハビリテーション病院)
・大漉憲一(関東学院大学)
・大橋正洋((神奈川リハビリテーション支援センター)
・小川喜道(神奈川工科大学)
・田辺和子(高次脳機能障害を考える・サークルエコー)
・長野友里(名古屋市総合リハビリテーションセンター)
・東川悦子(日本脳外傷友の会)
【コロポックルから】
日本脳外傷友の会が「Q&A 脳外傷」を刊行してから、早いものでもう6年が経ちました。
この間、高次脳機能障害をめぐる情勢も大きく変化し、17年度まで12道府県・市でモデル事業として行われてきた高次脳機能障害者への支援策は、18年からは全ての都道府県が行うこととなりました。日本脳外傷友の会も、17の正会員団体、11の準会員団体を擁するNPO法人となりました。
新たに発行された「Q&A 脳外傷」は、初版以上に実用書として豊富な内容が盛り込まれ、とりわけ制度解説には多くのページが割かれていますし、巻末資料には脳外傷関連の出版物、正会員団体・準会員団体、関連団体が運営する作業所・デイサービスも登載されています。