アート・イニシアティヴ・フェア SHOWCASE[ショウケース]

全国のアート・イニシアティブな(アーティスト主導の)団体が一堂に集う催しが来月2〜4日、横浜のZAIM別館にて行われます。
東鳴子ゆめ会議も声をかけられたのですが、アーティスト・イニシアティブどころか「まち人イニシアティブ」であることを説明し、別団体を紹介した経緯があります。
「SHOWCASE」と題されたこの企画には、東鳴子と交流のある団体が多数参加しているほか、「GOTEN GOTE 2007 アート湯治祭」の8〜9月の企画「アートin湯治(AIT)」に湯治アーティストとして参加予定のユニット「あらら。」もパフォーマンスを披露します(2/3、19:00〜、1000円1ドリンク付)。

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全国のアートリーダーに出会う!国内初の試み!
SHOWCASE[ショウケース]

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総数55組の芸術組織が集う
アート・イニシアティヴ・フェア!
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 2006年9月より「アート・イニシアティヴの創造性:芸術が行動する社会へ」という事業をアート・イニシアティヴ・シティ実行委員会では、横浜市と協働で開催してきました。これまで、芸術の自発的な行為や先進力を表す「アート・イニシアティヴ」をキーワードに社会と芸術がより密接な関係を創ることを目指し、アートの広がりを体現する《トークセッション》や《ワークショップ》を通じて多くの方々と一緒にアート・イニシアティヴの可能性について探求してきました。
 その最終章プログラムとなる《ショウケース》では、全国各地で「アート・イニシアティヴ」を実践する芸術団体が総数55組(国内53組、海外2組)も横浜ZAIMに集い、全国で活躍するアートリーダーがそれぞれの活動についてプレゼンテーションを行います。
 《ショウケース》では、対面式を基本とする各団体による独自の活動報告の他、選出された組織やアーティストによる特別展示や映像上映、アート・パフォーマンスやライブ等、全国のアート・イニシアティヴによって先鋭的な作品、作家に実際に出会うこともできます。また、芸術活動の諸問題について専門家がカウンセリングを行う芸術相談「クリニック」など多彩なイヴェントが同時に開催されます。

■■■ プログラム ■■■■■■■■■■■■■■■■

●アートラウンジ「PANTOGRAPH」 - 1F
 PANTOGRAPH(旧studioBIGART)による会場づくりを担当。照明、テーブル、ベンチなどアーティストによるインテリアが活用されます。会場に集まる出展者や来場者がくつろいで歓談のできる交流スペース。また、パフォーマンスやパーティ他のイベント会場としても活用されます。

「芸術相談クリニック」 / ラウンジ内
 これからアート事業やNPOを立ち上げたい人に分かりやすくアート組織の運営についてノウハウを伝授。資金、ワークショップ、人材育成、不動産物件、法律などについて、悩みや相談できるカウンセリング・スタイルのトーク・イヴェント。

「アーカイヴライブラリー」
 国内外の「アート・イニシアティヴ」「オルタナティブ」と呼ばれる活動に関する資料を展示・公開します。ショウケース参加団体から提供される資料はもちろん、それ以外の個人・団体の資料も幅広く取り扱います。 アーカイヴ提供:AAN

●プレゼンテーションホール - 2F
 全国で活動する35組のアート・イニシアティヴを実践する組織によるプレゼンテーション会場となります。各団体が、パソコン、モニター、チラシ、ビデオ、作品、などを持ち寄り、独自のスタイルでプレゼンテーションを行います。各団体の担当者が対話を通じて活動解報告したり、カタログやグッズの物品販売を行う組織も参加。
※会場デザイン:中央アーキ、監修:曽我部昌史(神奈川大学/みかんぐみ)

●エキシビションホール – 2F・3F
 アート・イニシアティヴが取り組んでいる活動を「展示」という形で紹介する場所となります。各団体の活動について観客がアート作品を体感することで理解することができます。(12団体参加)

●都市型アート・イニシアティヴの創造性
 ワークショップ展示+プレゼンテーション - 本館地下
 これまで岸健太(建築家)と熊倉敬聡(慶応大学教授)によって開催されてきた連続ワークショップの成果として、ヴィジュアル資料を交えて報告展示します。新しい視点と手法で横浜のまちを解析し、新たな拠点づくりを試みるものです。

●ヴィデオ・プログラム – 3F 311
 2月2日(金) VCT 参加作家のビデオ作品展示 /
 VCT・特定非営利活動法人ビデオアートセンター東京
 2月3日(土) remoscope / remo [NPO 法人 記録と表現とメディアのための組織]
 2月4日(日)ミアカビデオアーカイブ
 アーティスト・ステイトメント No.45,730,944 : 完璧な芸術的ウエッブサイト/
 ヤンヘ・チャン・ヘヴィー・インダストリーズ

●参加団体(順不同)
プレゼンテーションホール
NPO harappa、空間実験室、はっぴい・はっぱ・プロジェクト、NPO環(わ)、第0研究室(ゼロ研)、特定非営利活動法人コミュニティアート・ふなばし、appel、art-Link上野?谷中、BOAT PEOPLE Association、etc.、FADs art space、Gallery≠Gallery(ギャラリ・ノットイコール・ギャラリー)、Survivart(サバイバート)、TOKYO SOURCE、アブラウリ、トリのマーク(通称)、またたび、中崎透遊戯室、AAPA Away at Performing Arts、ART LAB OVA アートラボ・オーバ、Nomad Production、横浜アートプラットフォーム 急な坂スタジオ、ギャラリーCAVE、ながのアート万博実行委員会、air’s box、gallery アートフェチ、NPO 大阪アーツアポリア、アートリンク・プロジェクト、特定非営利活動法人ART NPO TACO、ミュージアム・シティ・プロジェクト、NPO法人 BEPPU PROJECT、a little blah blah (albb)ア・リトル・ブラ・ブラ、ART GENE、エキシビションホール特定非営利活動法人 アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]、art & river bank + a5、art space tetra、artists initiative commandN コマンドN、BankART 1929、BOICE PLANNING ボイスプランニング、
特定非営利活動法人キャズ(CAS)、Continue Art Project、Gallery SOAP、PRAHA Project、+ Gallery、WANAKIO/前島アートセンター、遊工房アートスペース、ヴィデオ・プログラム
VCT(Video Art Center Tokyo)・特定非営利活動法人 ビデオアートセンター東京、ミアカビデオアーカイブ、特定非営利活動法人 記録と表現とメディアのための組織[remo]アートラウンジ「芸術相談クリニック」PANTOGRAPH / studio BIG ART、Art Autonomy Network
Art and Law、メセナ協議会、芸術不動産、深沢アート研究所

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※詳細はホームページをご覧ください。
URL http://a-a-n.org/AIC
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主催:アート・イニシアティヴ・シティ実行委員会
共催:横浜市開港150周年・創造都市事業本部
助成:文化庁 平成18年度「文化芸術による創造のまち」支援事業
協賛:資生堂、パナソニック
協力:ZAIM、財団法人横浜市芸術文化振興財団
企画:Art Autonomy Network(AAN)
企業メセナ協議会助成認定事業
※アート・イニシアティヴ・シティ実行委員会は、横浜市とAANによる協働事業で
す。

■問い合わせ
アート・イニシアティヴ・シティ実行委員会事務局(大友・嘉藤・武藤)
Tel:080-5071-5703(AAN)
Fax: 042-562-2767
URL http://a-a-n.org/AIC