2006年12月に作曲家の伊左治直さんがやってきました。
彼は、四国は初めてというので、この町のあちこちへ案内しました。
四万十川へもドライブと川下りとをしたのですが、天候不良のため水量が少なく少しショックを受けられたようでした。最近、雨が少なく川舟で遠くへいけないくらい水かさがありません。と、思いきや、台風になると想像を絶する水量になり、避難勧告が出ることもあります。本当にこの地球はどうなったのでしょうか。もともと水量のある川ですから、飲料水に困ることはありませんが、枯れた川を見るのは本当に辛いものがあります。
さて、今年は伊左治直さんに何度か来て頂き一緒に『このまちの音』を探したり、聞いたりして『耳』を使ったワークショップを計画しています。
ゴールは伊左治さんの曲が完成して演奏会になりますが、それまでの過程は冬、春、夏、そして秋と四季を通して私たちの周囲の日常的な音を注意深く聴き、それが音楽に転化することを願ってます。