「高次脳機能障害支援セミナー」と「事例検討シンポジューム」のお知らせ

北海道大学病院 リハビリテーション科が主催する「「高次脳機能障害リハビリテーション支援セミナー」が開催されます。
 セミナー修了後に、「北海道高次脳機能障害事例検討会」が主催する「シンポジューム」も開催されます。
 今回のセミナーとシンポジュームは、高次脳機能障害の方を支援する福祉・医療関係者が、その支援を行う上での課題や問題点を整理し解決の方向性を見いだすことを主眼にして行われ、参加対象者を高次脳機能障害者を支援する福祉・医療関係者としています。
 
☆「高次脳機能障害リハビリテーション支援セミナー」 
北海道の「高次脳機能障害者支援事業(リハビリ支援コーディネート事業)」を受託している北海道大学病院 リハビリテーション科が、受託事業の一環として「セミナー」を開催します。
【日時】 07年2月24日(土) 13:00〜15:00
【場所】 北海道大学 学術交流会館 1皆 小講堂
【テーマ】高次脳機能障害者に対するリハビリテーションと社会的支援〜〜その現状と北海道における可能性を探る
【内容】 
・高次脳機能障害とリハビリテーション(現状と課題、今後の施策について)
北海道大学病院 リハビリテーション科 教授 生駒一憲
・高次脳機能障害に対する(医学的)リハビリテーション訓練(訓練対象と適応)
北海道大学病院 リハビリテーション部 作業療法士 小川圭太
・高次脳機能障害者に対する生活訓練(地域で、施設で、家庭で)
・高次脳機能障害への社会的支援 社会資源の活用と地域での支援
道東脳神経外科病院 医療ソーシャルワーカー 関建久
北海道大学病院 医療ソーシャルワーカー 小西利千子
【参加料】無料(必要な方には参加認定証をお渡しいたします)
【申 込】当日参加受付します。

☆ 第4回北海道高次脳機能障害事例検討会 シンポジューム
 道内で医療、保健、福祉関係者を対象に3回開催してきた「高次脳機能障害事例検討会」では、多くの皆さんと学び、意見交換をしてきました。
 今回の第4回シンポジュームでは、「障害者自立支援法」の実施に伴って地域での高次脳機能障害者を含めた障害者の福祉環境の変化を把握しながら、経験の交流を通じて北海道の実情に即した実践的な対応に方法について建設的な論議を深めることとなりました。
【日時】 2007年2月24日(土) 15:30〜18:00
【場所】 北海道大学 学術交流会館 1皆 小講堂
【テーマ】「高次脳機能障害者を地域で支える実践的方法論とシステムを考える」
〜情報と支援のネットワーク:どこに相談し依存するか、施設が無い地域は?〜
【内容】
1 地域でできるリハビリ訓練・生活訓練(病院で、入所施設で、通所施設で、家庭で)
2 高次脳機能障害の生活訓練、大変さと可能性(どんなところが大変? どうすればいい?)
3 地方での取り組みと経験 「私達はこんな風にやっています」みんなの協力が鍵、あれも使おうこれも使おう
4 地域の保健師さんの役割
【参加費】500円(資料代を含む)
【定員】 200名
【申込】 当日受付もしますが、準備の都合上申込用紙又はメールで(所属施設名・住所・電話番号、参加者職種・氏名)でお申し込みください。
【主催】 北海道次脳機能障害事例検討会実行委員会
(北海道大学病院リハビリテーション部=堀淳一、小西利千子)
(電話:011−706−5740 FAX:706−7626)
(e-mail: pt-hori@med.hokudai.ac.jp)