2月2日、新座子育てネットワーク主催のセミナーに参加しました。
パネリスト一人目は
新津子育て支援センター「育ちの森」館長、
ヒューマン・エイド22代表の椎谷照美さん。
テーマは「中越大震災の経験を通じて、伝えたいこと」
2004年10月に発生した、マグネチュード7の震災と、
夏の水害・冬の停電に遭遇した新潟県でのお話しを伺いました。
余震が続き、ライフライン被害が甚大で、避難所での生活も長引き、
混乱する現場の中での子育ての現実。
その中で、子育て支援センター「育ちの森」が行った支援や、
被災された「子育て中の方たち」へのアンケート調査を行い、
集計結果をまとめたものを冊子にされています。
この震災の経験から、災害に備えての危機管理や、支援の方法など、
さまざまな教訓を引き出し、活用してほしいという主旨に対し
県内外から大きな反響があったそうです。
(セミナーの参加者にも1冊ずついただき、読ませていただきました)
災害が起こったとき、子どもたちを守るために何ができるか、
また、普段から準備しておくべきこと。
(家庭内で怖いのはガラス製品が壊れてそれを裸足で踏んでしまうこと。
寝ている時に上から物が落ちて来るのも怖い。非難する時は常備薬を忘れずに)など、
経験をふまえての貴重なお話しは、とても参考になりました。