四国アート88ヶ所&CO.2007招聘作家との打合せ

山内さんとの打ち合せ報告(アート蔵)

AAF2007プログラムとして採用されたカコア主催「四国アート88ヶ所&CO.2007 」。昨年に引き続き計画中の三津浜アートの渡しプロジェクトではアニメーション作家の山内知江子さんとのコラボレーションを計画中。昨日急遽アート蔵で打ち合せをすることになりました。

山内さんは武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、2001年に渡チェコし、プラハ国立芸術アカデミー映画学部インターナショナルコースアニメーション専攻を経て同アカデミー演劇学部人形劇学科舞台美術科大学院を2006年に卒業。昨年末に帰国されたばかりですが、早速自主企画で今秋東京・松山の2つの公演を計画しています。その松山会場の候補の一つとしてアート蔵を見てもらうことになったのです。

山内さんにはカコアから「三津浜の人々の記憶の深淵」に迫る新作制作を依頼していますが、逆にこの自主企画は山内さんからカコアに対して「三津浜アートの渡しプロジェクト」との関係をどのように編むのか?逆に依頼返されたのかも。。。早速山内さんからカコアにメッセージを頂戴しましたのでご紹介します。(佐野)

昨日は、急なお願いを聞いていただき、さらには皆様集まっていただき、ありがとうございました。
蔵は、今度の公演のイメージにはぴったりなのでこれまでチェコ各地で行った公演よりも、芝居自体だけではなく全体を見た時に良いものになるのではないかと予感しております。
そもそも蔵自体は芝居用の箱でもないので工夫をしなければ、うまく作り上げられないと思いますがそこをうまく作るのが舞台美術家であると思います。
が、そのためには、様々なアイデアが必要です。
私一人では考えもつかないようなことも、カコアの皆さんからの意見によっていろいろ面白いものが見つかってくると思いますのでどんな小さなことでもご提案頂けると、有り難いです。
皆さんと一緒に良いものを作っていけると思うとこれから楽しみです。
どうぞよろしくお願い致します。
山内知江子