高次脳機能障治療の実際(第2回研修会)のお知らせ

北海道の「高次脳機能障害者支援事業(リハビリ提供・地域生活支援コーディネート事業)【相談事業】」を受託している札幌デイ・ケアセンターでは、受託事業の一環として第2回目の研修会を開催します。

【日時】 2007年3月3日(土)14:00〜16:00
 受付開始 13:30
【場所】 札幌コンベンションセンター 2階小ホール
(札幌市白石区東札幌6条1丁目)
(地下鉄東西線 東札幌駅〜徒歩8分)
アクセスマップhttp://www.sora-scc.jp/access/access.htm
【対象者】 当事者・家族および保険・医療・福祉関係者
【参加料】 無料(事前に、所属事業所名・住所・連絡先、参加者職種・氏名をFAXで申込ください
【申込先】 財団法人北海道精神保健推進協会 札幌デイ・ケアセンター
TEL:011−861−6353 FAX:861−6330 担当:中川、笹木、浅井
http://sdaycare.mwork.cc/
【テーマ】 高次脳機能障治療の実際ーボランティア支援プログラム『オレンジクラブ』ー
【講師】 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 神経外傷心理研究部門
中村 俊規 先生(精神科医 医学博士)
橋本 圭司 先生(リハビリテーション医 医学博士)
他 神経外傷心理研究部門スタッフ
http://www.tmd.ac.jp/mri/crps/neuro_trauma/index.html
【内容】
・東京医科歯科大学 難治疾患研究所 神経外傷心理研究部門で行われている、高次脳機能障害者と家族へのボランティア支援プログラム『オレンジクラブ』の実際を紹介します。
・今回の研修会では当事者、家族、支援者の研修会参加者全員で高次脳機能障害への理解を深めていくためのグループリハビリテーションを実践します。
【主催】 財団法人北海道精神保健推進協会 札幌デイ・ケアセンター

 札幌デイ・ケアセンターでは、06年9月23日に橋本圭司先生を札幌にお招きして第1回目の研修会を開催しました。
 今回の第2回研修会では、ボランティア支援プログラム『オレンジクラブ』が毎週金曜日に行っているグループリハビリテーション(米国・ニューヨーク大学ラスク研究所が開発した「Lynchi-pin=リンチピン」という集団セッション)を紹介し、その後、公開デモンストレーションを行う予定です。
 また、橋本先生は高次脳機能障害者と家族の実態調査を実施し、04年11月に脳外傷後遺症実態調査報告書をホームページで公開しています(http://www.tmd.ac.jp/mri/crps/neuro_trauma/index.html)
 さらに06.12.25には、「高次脳機能障害 どのように対応するか」という本をPHP研究所から出版され、その本の中にも「オレンジクラブ」のことが書かれています。
(本の内容などはこのブログの06.12.26記事にも載せてあります)