子どもがアダルト情報に惑わされないために 3(宿題)

「思春期の性」をテーマにお話させていただくことがよくありまして、
対象は、教員・養護教諭が最も多く、次に保健師、一般の保護者と続き、
その他電話相談員等の研修、弁護士などの専門職などです。

教員が対象の場合、さすがにアダルト雑誌を「全く見たことがない」と言う人は
ほとんどいません。
が、アダルトビデオ、インターネットのアダルトサイトに関しては、
女性教員は「見たことがない」という方が多いです。

保護者の方は、性的な描写を「一切見たことがない」とおっしゃる人が、
いつもだいたい9割ほどいらっしゃいます。
参加者は、「母親」という立場の人がほとんどですので、
これが「父親」だとガラリと変わるのではないでしょうか。

その他の専門職の方でも、女性はほとんど「見たことがない」です。
男性はよくご存知のようですが、なかには嫌悪感をお持ちの方もいます。

男性・女性にかかわらず、見ない理由は「嫌悪感」が多いみたいです。
「嫌悪感」には様々な理由が想像できますので、詳しいことまでは聞きませんが。

そこで、今回はみなさんに「宿題」(%星%)を出しちゃいます(%音符1%)(%音符2%)

■これまでアダルト情報が見たことがない人へ
「思春期の性」を知りたい方は、必見です。
実際はどんなものなのかを見ないことには、話が始まりません。
アダルトビデオ/DVD、インターネットのアダルトサイト、性描写満載のコミックを
一度ご覧になってください。

■いつも見ている人へ
これを予備知識も何もない子どもが見たらどう感じるか、何をそこから学習するか、
を考えながら見てみてください。