HIV感染なぜ減らぬ?根底に同性愛差別、性教育の後退

広報活動では限界「学校で予防教育を」

厚生労働省エイズ動向委員会によると
2006年に報告されたHIV感染者は914人
エイズ患者は390人と過去最多
感染者と患者の合計は累計で12,340人となった
先進国で唯一日本では感染者がふえ続けている。なぜなのか

ジャーナリスト北丸雄二氏は
「日本のような高度情報社会では一般的な広報活動に効果は期待できない」とし
学校教育の一部に予防啓発を導入するよう訴える
「日本では年間150万人が新たに性体験している
その大半が中高生。ポスターだけではHIVの恐ろしさを伝えきれない
米国では80年代から90年代初め、啓発を学校教育に組み込むことで
感染を抑え込むことに成功した」

「性教育より純潔教育を優先する発想と女性は“産む 機械”
“子どもは2人以上が健全”という考え方は個人の主体性や
多様な性を認めない点でもつながっている
エイズの現象は性をめぐる社会の考えを体現しがちだ。
80年代には日本では感染爆発が実際に起きないと予防策に本腰が入らないのでは
と案じた人々がいた。
不幸なことだがその言葉は冗談ではなくなってきている」

・・・・・・記事の中では自尊心、自己評価の低さは自分の安全をおざなりにする
孤独を避ける気持ちが感染の心配を上回ってしまう・・・・・・ともあります

<雲間草は高山植物見たいな名前ですね>