言葉に出せることは 素晴らしい〜

わが家のこども3人と主人は 1泊でしたが、宮古島から 
帰って来ました。
「どこが 1番、良かったの?」
息子 「もう、全部だよ!。」

聞いてみると、海の美しさに みんな 感動したそうです。
時期的に 観光客も少なくて、
地元の人が 教えてくれた 海岸は、人1人いなくて、貸切状態だったそう。

誰もいない美しい海岸・・・想像しただけで 感動したことが 伝わります。
「もう 全部だよ!。」という 短い言葉には、数え切れない海の光景が 思い出されて、もう1度 感動が蘇ってきたことでしょう。

これが、話せることの 良さ、と思います。
声に出して人に話すと、もう1回 自分でその気持ちを味わえて、更に 聞いてくれる人がいて もっと言葉が 広がっていきます。

少したってから、また おばあちゃんが来て、
「宮古島は どうだったの?」と 子どもたちに 聞きました。
すると、さらに もう1回 その時の感動を思い出しながら また こどもたちは
夢中になって 話します。

どんどん 話しながら、宮古島は 本当にきれいだった!その気持ちが こどもたちの
心の中で 深まっていきます。

さらに、小さいシーンも 思い出します。
あの店で食べたおそばが、すっごく 美味しかったこと、
トイレの表示が 方言で書かれていたこと、
砂山を登って 海岸に出るところも あれば、ジャングルみたいな林を抜けると 
一気に海岸に出たところも あって 感動したこと、
地元の人が 穴場の海岸を教えてくれた事、
25度の海は 泳いでも 全然寒くなかったこと(本当に泳いで来たんですよ!)・・・
話は つきません。

そうして、感動が 大きくなっていくのです。
私は 行っていませんが、 聞けば聞くほど いろいろな場面が だんだん見えるように伝わってきて、共感も 大きく広がっていきました。

ですから、心の中に しまわないで、言葉に出すことは 人と人が共感しながら
気持ちがつながっていける とっても すてきな事。

共感してもらうと、喜びや 楽しさは 2倍、3倍に。
哀しみの気持ちは より軽くなると 思います。 
怒りの気持ちは きっと だんだん 落ち着いていくことでしょう。

安心して 話ができる 環境を作ってあげる事も 思いやりの気持ちだと
私は 思っています。
聞いてあげる姿勢が こどもたちの心を 豊かにしていきます。