中平です。NHK大河ドラマ「風林火山」と「とがび2006」は、実はつながりがあるのです。今夜放映された「奇襲!海ノ口城」で、武田勢が長野県の海ノ口城を攻める様子が放映されていました。その海ノ口城としてのロケ地が、上山田温泉の荒砥城でした。この荒砥城を、昨年夏に、現代作家・塩川岳さんとキッズ学芸員が訪れました。彼らのプロジェクトは、「キャッスル・プロジェクト」という名前で、実際は存在しなかった荒砥城天守閣を作ってみようというもの。キッズ学芸員は、荒砥城の航空写真や地図を入手し、アイデアスケッチを重ねました。塩川さんとキッズ学芸員の絶妙なチームワークにより、写真のような素晴らしい天守閣としての作品を発表し、参加者にはとても好評でした。今回のテレビ放映などで、荒砥城にたくさんの観光客が来てくれればいいなあと思います。