番外編「愛媛大学ハッピー手帳」完成!!

愛媛大学でのボランティアの啓発を目的としたカレンダーなどの印刷媒体を企画から学生達が考える実践型授業のために、カコアはデザイナー2名がアドバイザーとして委託を受け、昨年11月からはほぼ毎週授業に参加しました。
その集大成であるて「愛媛大学ハッピー手帳」が完成しました。

この手帳は愛媛大学の新入生に配布されます。新入生に豊かな大学生活を送ってもらえるように、ボランティア情報、愛大用語、他トレビア・・・先輩達のアイデアがぎっしり。楽しくスケジュール管理できる様に各月12色で色分けされ、土日は楽しい予定が沢山書き込めるスペース、オリジナルのキャラクターイラストや手話の日常会話の(生徒が描いた)イラスト付紹介などなど自分たちも楽しく、使いやすい手帳を考えてくれました。

また、生徒達は実際に自分達の関心のあるお勧めボランティアの体験や取材を行い、編集を重ねました。取材先の一つにカコアも選ばれ、愛媛大学の先輩でカコアメンバーの山内さんが「NPO活動体験談」を対応してくれました。取材を担当してくれた鈴木さんありがとうございました。メンバーの皆さんに是非紹介したい取材内容です。140ページの中身の一部も少しご紹介します。

手帳担当/佐野

〈ボランティア活動を始めたきっかけ〉
最初、大学という一種閉鎖された空間にいると全く社会がわからないと焦っていたのですが、同じ学科の先輩がアートのNPO団体に入っており、興味があったので参加しました。「どうしてもやらなきゃ!やりたい!」という切羽詰まったものがあったわけではなく、興味があったところへ窓口があったので飛び込んでみたというところでしょうか。

〈やりがい〉
活動を通じてたくさんの人に出会えること。その経験が次に自分も参加する、参加したいと思う原動力になる気がします。まだまだわからないことだらけであり、もっとたくさんのことを知りたい、今の自分ができないことをできるようになりたいという思いが強いと思います。

〈これからボランティア活動をしたいと考えている人へ〉
私でいいのか、私で出来るのかなど、構える必要は全く無いと思います。(といいながら私は内心いつもはらはらしていますが)始めから動ける人なんてよっぽどなので、自分もサポートしてもらいながら成長していく感じでしょうか。後はボランティアに限らず、自分が行動をする際、「次に何をすればいいのか」「一緒に活動をする仲間のためにまず今の私には何が出来るのか」を考えて行動することです。

小さなことで構いません。自分にではなく、周りの友達、家族、関わってくれる方全てに細かい気配りが出来るように考えて行動するといいのではないでしょうか。地域の方との当たり前の挨拶、人に対する自分の態度、そういったちょっとしたところで、人を安心させることが出来るような、自分もされて心地いい対応が出来るようになるように。そういった気配りや配慮が、ボランティア活動にものすごく生きてくると思います。それが出来る人は社会でもどんどん成長できる人だと思います。