今日のタイトル「ガス抜きの時間」と聞いて、どんなことが 頭に浮かんだでしょうか。
あるお母さんは たとえば、こどもが 我慢がたまっている時など、ホースの中の
水の通りが悪いな、そう感じることが あるとか。
そんな時には、宿題など いやだなと感じても やることをスムーズにいくようにする
2つの方法を 実践しています。
1つは、「あー楽しかった!!」という 時間を いやな事の前に持つ事。
ここが ガス抜きの時間。
そんな時間があると、気持ちが 楽しい流れにのったまま いやな事をするので、
それが無い時に比べて こどもも安定していて はるかに 上手くいきやすいそうです。
例えば・・・
思いっきり 校庭解放で遊ぶ時間を もちます。もう砂だらけ。でも OK。怒りません。
こどもは 満足して、家に帰ります。
こどもは おなかがぺこぺこですね。 まずは 腹ごしらえ。食事にします。
それから、お母さんは こどもに 質問します。
「お風呂と宿題とテレビと、どういう順番で やる?」
そうすると、こどもは 新聞のTV欄を見て、見たい番組の時間をさけて 宿題と
お風呂を 自分で 決めて、さっさと やってしまうそうです。
お母さんが 質問をしてあげて、自分で決める、というところも ポイントです。
※このこどもに気づかせる質問をすること→ コーチングの質問のスキルです。
主体性を引き出します。
もう1つ。もしも、先に遊べない時には、逆に 次に遊びの楽しい時間が あることを
約束して それを 守ってあげるそうです。
お母さんが 約束を守ってくれると、こどもは 「次は 遊べる」とお母さんを信頼して そう思えるので それが、こどもの気持ちのゆとりに なります。
宿題が先でも、保障されている安心感で、机に向かう事ができるそうです。
ここで、約束を守ることは とても大切ですので、おかあさんは
「こどもと 生半可な約束は できないので、よくよく 考えて 約束する。」そうですよ。
もう1つ いい事が あります。
ゆとりがある時に 勉強、たとえば 漢字練習をした時は よく覚えられるそうです。
逆に いやいや 覚えている時には すぐ忘れてしまいます。
お子さんが心から 「楽しかった〜!!」と感じる時間を もってあげると ガス抜きに
なって 安定します。 そんな時間を どうぞ 持ってあげてくださいね。