性暴力被害に遭っている子どもの支援者になるための講座

キララに入る子どもからの相談で、性暴力被害のケースが年々増加しており、
今年度は150件を上回り、子どもの相談の約50%を占めています。
被害の内容も、年々多様化し、非常に深刻なケースが目立ってきています。
被害者は女の子ばかりではなく、男の子の被害も多いです。
相手(加害者)は、男性だけではなく女性も少なくなく、大人だけでなく子どももあります。

 子どもが受ける性暴力被害とは・・・

 ・いじめの延長で友達から集団で受ける性的な被害
 ・友達、知人からのレイプ 
 ・家庭内で家族(親・きょうだい)から受ける性虐待
 ・学校、塾、家庭教師、習い事の先生からの性虐待
 ・電車内、路上での痴漢被害
 ・見知らぬ人からの通り魔的な性被害
 など
 
キララでは、性暴力被害に遭っている子どもや子どもの保護者、先生から相談を受けた場合、
従来の電話相談機関のように話を聴くだけでなく、
子どもとかかわる様々な関係機関と連携をとりながら、
子どもの安全な日常生活を取り戻すための支援を行っています。
この子どもの安全と安心を取り戻す支援に携わる人材(こどもサポーター)の
養成講座を開催いたします。

*この事業は、『ドコモ市民活動団体への助成』の助成金により運営しています。

☆開催日:2007年4月15日、22日、5月13日、20日、27日
 いずれも日曜日 
 
☆時 間:原則 13:00〜17:00
 一日に2講義行います

☆会 場:プレラにしのみや4階 411
 西宮市高松町4-8 4F Tel.0798-64-9495 
 *阪急西宮北口駅 南口下車すぐ

☆参加費:1万円(全10回分)

☆対 象:子どもに直接かかわっている人
 子どもに直接かかわる予定がある人
 子どもに関わる仕事に従事した経験がある人

☆ カリキュラム ☆

 子どもの性暴力に関する基礎知識 (キララ理事長・カウンセラー 谷家優子)
 性暴力を受けた子どもの初期的対応 (谷家優子)
 性暴力被害の後遺症について (臨床心理士 安立奈歩さん)
 薬物と性暴力、性的問題行動 (谷家優子)
 性暴力被害者の診察と治療 (産婦人科医 田口奈緒さん)
 性感染症予防、避妊、人工妊娠中絶 (助産師 岸本喜代子さん)
 子どもの性暴力に関する法律の基礎 (弁護士 森本志磨子さん)
 性暴力に関する法的対応 (弁護士 森本志磨子さん) 
 子どもが地域で安心して暮らすことを支える (キララ理事・社会福祉士 麻生いづみ)
 学校と家庭での子どもへの対応について (谷家優子)

【これまでの主な受講者】
 教師 養護教諭 幼稚園教諭 保育士 医師 看護師 助産師 保健師
 心理カウンセラー 電話相談員 社会福祉士 精神保健福祉士 
 児童民生員 大学教官 専門学校教官 子どもの人権活動実践者 
 大学院生

(%緑点%) 申込み・問い合わせ (%緑点%)

特定非営利活動法人 キララ

電話 0798−75−6662
FAX 0798−75−6663
メール info@npokirala.jp