がん検診の現状 受診のデメリットより

蓄積される放射線

「医療被ばく記録手帳」という手帳がある

元放射線医学総合研究所研究官の崎山比早子さんは
「放射線によって遺伝子が傷つけられると
その傷害は蓄積する」と話す

「検査1回の被ばく線量は少なくても数を重ねるたびに蓄積する
それなのに被ばくを知らされないまま
あまりにも気楽に検査を受けたり病院も検査をしている」

手帳のきっかけは2004年英国の医学雑誌「ランセット」掲載の
「日本のがん患者の3.2%は診断のために浴びたエックス線ががんの原因」
との報告に衝撃を受けたことだ

報告は専門家間で賛否が分かれたが
国連科学委員会の2000年の報告では
日本のエックス線検査数が諸外国に比べて断トツの多さだった

CT機器設置台数も人口100万人当たり64台で
米国26台や英国6台などを上回る
「むだな検査はないか。しっかり確かめた方がいい」と
崎山さんは強調する

・・・・医学は進んでいると単純に喜べないような構造があるのでしょうか?・・・・

<ハコベが小さい花をつけました>