中町 池田屋編 作家紹介

中町 池田屋で開催する菅原さんのピンホール写真展とワークショップ。池田屋さんや中町の様子は後日お知らせします。今日は、菅原さんからメッセージとプロフィールが届きましたのでご紹介します。写真は以前菅原さんが撮影された宇和町の米博物館の百間廊下と明石寺のピンホール写真です。

地元西予市での写真展&ワークショップ開催ということもあり、楽しみにしています。
ピンホール写真は昔の日光写真のようなもの。レンズもファインダーもない空き缶などで作った手作りカメラに印画紙を入れて撮影します。その日の天候やカメラの形・大きさによってそれぞれ異なった景色が撮れるのが魅力で現像するまでどんな景色が写っているのか分かりません。
デジタル全盛の現代社会に逆行する超アナログな写真、それがピンホール写真なのです。
モノクロの世界にゆっくりとした時間が流れる・・・
古い町並みが残る宇和町中町の景色をピンホール写真に写し込みたいと思っています。

菅原千穂(すがはら ちほ)
愛媛県西予市出身 松山市在住
学生時代にTV番組でピンホール(針穴)写真の存在を知り、興味を持つ。
数年後、当時暮らしていた福井の街でピンホール写真を撮影している人に出会い、撮影方法を伝授してもらう。
2004年、写真グループ「ANOTHER SCAPE」のメンバーとして松山市内数ヶ所のカフェでグループ展を開催。
2004年6月2006年2月、FM愛媛「菅原千穂のはりあなへんろ道」を放送。
ピンホール写真を撮影しながら四国88カ所をまわり、ラジオでお遍路さんとの出会いや音風景を紹介、ウェブ上で写真を掲載する。
2006年7月、「四国アート88カ所&CO.2006」で「菅原千穂のはりあなへんろ道写真展」を開催。
現在も愛媛の残したい風景などさりげない街の様子を撮影中。