「GOTEN GOTEN アート湯治祭」は、宮城県北部にある伝統ある湯治場・東鳴子温泉を舞台に、旅館の若旦那や商店主、町内会でつくる垣根をはずした集まり「東鳴子ゆめ会議」が主催して05年よりスタートしたまちづくりとアートの取り組みです。
私は昨年06年より参加。街の方達と江合川という川に毛糸の橋をかけたり、温泉街全域に毛糸を結んだりしました。
最初はアタマがおかしいんじゃないかとまで言われましたが、やってしまうとけっこう楽しかったようで、これまで何かやっても旅館や商店の客寄せなんじゃないか、という感じだった街の方にも、「アート湯治祭」は東鳴子全体を盛り上げるために必要な活動との認識をじょじょにもっていただけるようになったようで、今年もすでにいろいろな企画がめじろおしです(詳しくはここなど)。
しかし何より東鳴子のすばらしいところは、そうした外部からいろいろな人をひっぱってくるだけでなく、しっかりと地域の価値をみすえ、それをのばしていこうとしているところで、来月1日には「重曹泉の郷宣言」も予定。将来的には「世界重曹サミット」などの構想もあるそうです。詳細は以下。
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2007年4月1日、東鳴子温泉は
重曹泉(じゅうそうせん)の郷を宣言します!
あしもとを見たら、日本でも有数の重曹泉が湧いていました。
650年にわたる湯の歴史と、自分たちに与えられた恵みの温泉に感謝して、東鳴子温泉がもっともっと人々のお役に立てるよう「じゅうそう重曹せん泉のさと郷」を宣言します!
<東鳴子温泉 重曹泉の郷宣言 スケジュール>
◎今回は、地球の記憶を宿す岩石に惹かれ、3年間に渡る「日本石巡礼」を行った須田郡司氏と、重曹を使った未来型ナチュラル生活を研究・提案するクリーン・プラネット・プロジェクト代表の岩尾明子氏をお招きし日常生活を地球的見方で考える2日間となります。
3/31 前夜祭
《農家レストラン土風里にて》
18:00〜19:30 須田郡司氏による「日本石巡礼 石の語り部」
19:30〜21:00 須田氏、CCP岩尾氏らを交え交流
参加費ひとり2000円(食事含)
4/1 《旅館大沼山荘「母里乃館」にて》
10:00〜10:30 重曹泉の郷宣言(東鳴子温泉)
10:00〜11:30 CCP岩尾明子氏基調講演
11:30〜12:30 重曹を使った料理で昼食タイム。
ごはんは湯治米。
12:30〜13:30 重曹を使い皆で、後かたづけ(ワークも兼ねて)
13:30〜 お疲れ様ということで、重曹泉の温泉でのんびり汗を流す
参加費500円(昼食含)
お申込み・お問い合わせ先
東鳴子ゆめ会議 事務局 旅館大沼内(大沼)090−7660−3725