笑顔になれる環境をつくること〜

春の日差しが 暖かい1日になりました。いかがお過ごしですか?
わたしは、久しぶりに 娘と2人で 三鷹ジブリ美術館へ 
行ってきました。
一緒に行ったのは 長女です。

娘は 勉強はあまり好きではなく、自分で苦手と思っています。
運動は そつなく何でもできますが、「もっとすごい人も いっぱいいるから 別に
得意でもないし・・」と 娘の言葉。

勉強は 中学校からは テストのたびに 点数がつけられます。
それを 友人も知っていますし、兄弟も 見せ合って 知っています。
「あなたは 〜なのよ」という評価ですから、厳しいですね。

ですから、 わたしは、気持ちの不安がないように また、自分にダメ出ししないように 
いつも とても意識をして 言葉をかけてきました。

意識した事は 2つあります。
1つは なるべく 声をかけて、見たこと(事実)・気づいた事を 伝える事。
たとえば・・・
(試験勉強をするときに)
「さっきから 集中して やっているね!」
「このノート、ずいぶん見やすく まとめてあるね。」
「字を丁寧に 書いてるね。」
もっと!とか、今頃!なんて 言いません。 やっている事を とことん認めます。
「白いジャケット、似合うね。」
「帰りが遅かったから、お母さん 心配だったよ。」
結果ではなくて、存在を認めます。
(コーチングスキル:承認)

こんな 「あなたが大切」メッセージが 心の栄養になって、やる気の 小さな芽が出てきます。
栄養は、伸びる芽を励まし、包み込んで あたためます。

もう1つは、娘が 何か興味があることを 話し出したら、一生懸命に聞く事。
今は 出かける時の 洋服選びが 多いでしょうか。 母は 付き合います。
何を感じているのか どんな気持ちなのかに 耳を傾けます。
(コーチングスキル:聴く)

数年がたって、娘は 勉強は まだ苦手ですが、安定して 優しい気持ちを もっています。

最近 嬉しいことが ありました。
修学旅行のお土産に 父親へ、父が独学で練習している三線のTシャツを 買って来てプレゼントしてくれました。
そして、先日 兄と妹の 卒業祝いのケーキを 名前のプレートもつけて 家族分 
おこずかいから 買って来てくれました。

勉強は 目的や きっかけが 見えてくれば やる力は 十分あると思っています。
その時のために 気持ちの安定、笑顔で過ごせる 環境を整えることを 大切に
しています。
勉強は 後からでも 大丈夫。 わたしは、思いやりの気持ちを 持っていることだけで
娘は すばらしいなと 思います。
それをいつも 言葉で伝えます。笑顔で いてほしいですから。
今日も 一緒に 子どもの いいところ 見つけをしませんか?