はじめまして。今年度から担当となりました、埼玉事務局Aです。不慣れですが、よろしくお願いします。
さて、本日は07年度最初の講座「紙芝居手作り講座」の第1回目でした。
講師は、紙芝居グループ「紙ふうせん」代表の中平順子(なかひらよりこ)さん。浦和区で素敵なお店も開いていらっしゃいます。
まずは実演。中平さんのやさしい声と楽しい演出に、みんな引き込まれます。
午後は事前の宿題だったプロットをもとに、中平さんのアドバイスを頂戴しながら「ここはこうしたほうがいいんじゃない?」という、意見交換を行いました。みんなの思いが、熱い!
「絵を描くのなんてできない!」とか思うでしょ?でも、いいんです。たとえば「車が描けない!」なんて時は、車の広告を切り抜いて、ぺたっと貼っちゃえばいいんです。おもしろいでしょ?「紙芝居は、必ずつくれます」と中平さん。
紙芝居はひとりで演じることができ、観客に向かって「コレ何かな?」と問いかけたり、観客の言葉を受け止めて投げ返せる、素晴らしいコミュニケーションツールということを教えて頂きました。対象は「ゆりかごから墓場まで」。乳幼児からおとな、学級崩壊している教室や老人介護施設にいらっしゃるお年寄りまで、みんなに喜ばれるそうです。
次回は2週間後。不安な人は、中平さんのアドバイスをうけながら、プロットを練り上げ、作品を製作してくるのが宿題(!)。午前中はみんなの作品を発表。午後は作品の手直しをします。当日、出来上がらなくても、しっかりアフターケアします。
ところで、紙芝居って日本独特の文化なんですって。今、世界中に注目されていて、中平さんも各国を飛び回っているそうです。世界に広がる「KAMISHIBAI」文化。スゴいね。
by 埼玉事務局A