短かった冬が終わり、いよいよ春がやってきました。本格的な農作業シーズンの到来です。
池谷では冬の間はずっと、中越復興市民会議のサポートで、毎月1回、未来ビジョンづくりワークショップを開催してきました。2004年の震災直後から2年連続で大豪雪が続き、毎日の雪仕事。そしてボランティアとの出会いと村おこしの急展開で、休む間もなかった村の人たち。暖冬の今年は、じっくりと腰を据えて考える貴重な時間だったのかも知れません。
そして今、村の人は村おこしの意欲に湧いています。
「ここで村おこしを絶やしてはいけない」
「村の力を合わせて何とか山菜祭りを開こうじゃないか」
この熱意から、5月の連休のボランティアでは山菜祭りが開催されます。
それ以外にも、新潟県や十日町市の助成金の枠組みを積極的に利用して、村の再生・復興に取り組んでいます。
「はじめは夢でいい」というのがワークショップの合言葉だったそうです。この3年間で夢のような出来事を次々と実現してきた池谷集落。この次はどんな夢を描いてくれるのでしょうか?