Nプロジェクト〜さくらびレポート14 美術部

櫻ヶ岡中学校の中平です。修学旅行も終わり、3年生が部活に帰ってきました。今日は、3年生と今年の計画などについて話し合い、「どんな美術部にしたいのか」という本音を聞くことができました。楽しそうにイラストなどを毎日描いていますが、決して今の自分たちに満足しているわけではないということもわかってきました。ある3年生が言いました。「私、実は、美術部だってことが恥ずかしい時がある」「え?なぜ?」「オタクだって思われるのが嫌だ。」私は、「オタクだってそれなりにいいところあるんじゃないの?」と言うと、何人かの3年生は「オタクはいやです。離れてひっそりやっているのはいやです。もっと周りにアピールする、開かれた美術部がいいです」今の自分たちを変えたいと考えている部員もいるんだなあと思いました。しかし、逆に今までのとおりで良いと考え、なかなか新しいことを受け入れない部員もいました。そういう部員は、今の自分を変えたくない、壊したくないとも考えているようです。しかし、どちらにしても、9月下旬の文化祭では、空き教室をひとつお願いして美術部だけで借り、かっこよく美術部展を行うことで2,3年生の意見は一致しました。ある生徒が横から言いました。「中平先生は、中学校を全部美術館にしちゃったんだから、教室一つくらいはやっちゃうんじゃない?」どんどん進めていきたいと思います。